OSM日本コミュニティが地図学会賞を受賞
日本地図学会よりご連絡をいただき、日本におけるOSM活動について、2月17日に表彰をいただきました。
表彰の対象はOSM日本コミュニティではありますが、代理してOSMFJが表彰式に出席し、賞を頂いてまいりました。
授賞の理由や同時に受賞した方については、日本地図学会のサイトに掲載される予定です。
受賞理由は次の通りでした
> OpenStreetMap(OSM) は、地理情報データを誰でも自由に利用できるよう、一般市民が地理情報データを自ら作成して公開する世界的プロジェクトであり、日本でも市民の地図作りイベント「マッピングパーティ」が毎週末のように全国各地で展開されている。
> 特に、最近は地域課題の発見(例:バリアフリーの調査など)等とも連携しており、地図作りが地域作りに活用される契機となっている。
> また、災害時に様々な情報を市民ボランティアが地図化するCrisis Mappersにも同コミュニティは積極的に関与しており、市民参加による地図作りを通じた地図界への貢献は極めて高い。
OSMのコミュニティの活動は、日本における地図に大きく寄与するものであることが述べられています。
なお、今回の表彰は事前にOSMFJとして申請を行ったものではなく、日本地図学会内における推薦の結果です。
地図学会という長年の歴史ある学会による権威ある賞をいただけたことを感謝し、授賞に至る活動を日々続けているコミュニティの皆様と心から祝福したいとおもいます。
この賞は、OSMコミュニティに対して贈られたものです。これからも、OSMコミュニティの下支えの支援を行うべく、OSMFJは活動を行っていく所存です。みなさま、これからもよりよい自由な地図にむけて、歩みを進めましょう!