データインポートについて

オープンデータとして、市町村や都道府県からデータセットがされている地域があります。

多くはCreative Commonsや、政府標準利用規約にもとづいて配布されており、二次利用が許諾されてます。
これらのデータセットをOSMにインポートして利用したい場合、以下の作業を行ってください。

詳しくは、OSMインポートガイドラインにまとめられています。こちらも、必ず内容を確認し、順守するようにしてください。

おおまかな手順は以下のとおりです。

  • データのライセンスを確認します。
  • データのライセンスを確認した結果、ODbLとの互換性が無いライセンスが付与されている場合は、利用の許諾を配布元に確認します。オープンデータとして配布されているデータセットの多くは、Creative CommonsのCC BY2.1、あるいは4.0、あるいは政府標準利用規約かと思いますが、これらの場合は、配布元への追加許諾が必要です。
  • OSM wikiに新しくページを作成し、作業方針などをまとめます。
  • どのような作業を実施するのか、どのようなタグを付与するのか、既存データとのマージ方針はどのようにするのか、などが中心となります。

  • インポート専用アカウントを作成し、アカウント名をOSM wikiのページに記載します。
  • Talk-jaメーリングリストで意見をヒアリングします。よせられたフィードバックをもとに、内容を修正します。
  • Importsメーリングリスト(英語)で意見をヒアリングします。ここでも、よせられたフィードバックをもとに、意見を修正します。もし英語での対応が難しい場合、Talk-jaメーリングリストや、OSMFJに対して支援を打診してみてください。
  • 作業開始です

これらは、どんな小さなデータセットでも同様です。

非常に煩雑ではありますが、OSMがこれまで経験してきた多くの失敗を元にしており、なにかあった場合の処理を容易にする、あるいは未然に防ぐための仕掛けとなっています。ご理解ください。

不明点があれば、Talk-jaメーリングリストまで質問ください。